「AKIRA」を4巻くらいまで読んだので、ざっとその感想と現在時点での疑問点を書いていこうと思います。
「AKIRA」を読む前の認識
正直なところ、全然内容の事前知識はありませんでした。
2020年の東京オリンピックが延期になった時に、何十年も前に描かれた漫画がそれを予言してたとかなんとかって話題になったという記憶がちょっとあったくらいですね。
あと、ビジュアルのイメージとしては主人公か近未来っぽいデザインのバイクに乗っていたような・・・ってくらいです。
さらには、なんか宇宙に行ったりとかそういう系の「宇宙」や「ロケット」なんかがキーワードとなる漫画なのかな〜って認識で読み始めることに。
そして読んでみたら、全然違いました。
「特殊能力」系漫画だった
まずは「特殊能力」的なものを中心にストーリーが進む漫画だということに驚きました。
なんか勝手にSF系だけどリアリティがあるような漫画だと思ってました。イメージとしては「プラネテス」みたいな。
プラネテスも近未来を描いてますよね。
AKIRAは書かれたのが結構前なので、今読むと、その描かれた当時の近未来よりも現在の方が先に進んでしまってますが。
さすがにプラネテスで描かれているのはまだ現在よりも未来の話かな。多分。(後で調べてみたら、しっかり未来でした。2070年代とのこと。)
AKIRAは漫画内の年代設定は1982年の38年後ということなので、2020年の話なんですよね。
そして話は戻りますが、漫画のタイトルにもなっている「アキラ」は特殊能力を持っています。
他にも特殊能力を持った子供?たちが出てきます。そして、その特殊能力はかなり危険視されていて色々な勢力がその能力者達を取り巻いて、物語は進んでいきます。
「アキラ」はその能力者の中でも突出した才能があるようで、その能力も他の能力者とは桁違いなようです。
ストーリーに謎が多い・・・
まず物語の初めからあまりゆっくり解説して進んでくれるような漫画ではないので、謎が多いです。
話が進むにつれてどんどん明らかになってきたこともありますが、今だにわからないことの1つが「アキラが何を求めていて、何をしようとしているのか」というところです。
漫画のタイトルにもなっているくらいなので、「アキラ」は物語の根幹に大いに関わっているとは思いますが、そもそもアキラの感情が全然分からないんですよね。
子供だからなのか、それともなにかを隠しているのか・・・。
アキラの心の中を覗いた?とかの鉄雄(他の能力者で主人公「金田」の元仲間)はなんかかなりビビっていましたね。
この漫画ほんとにどんな終わり方するんだろう、全然予想できません。
まあ、そのような予想できない展開も込みで楽しんで読み進めていければ良いかと思います。
漫画自体もかなりの大判のサイズ(ナウシカくらい)で厚みもありますが、全6巻なので後2冊ほど、ゆっくり読み進めようと思います。
今回はビールもお酒も何も関係ない話でした。